平成27年に赤川医院から名称変更した当院は、プライマリ・ケアを診療の柱としています。
プライマリ・ケアとは、「患者さんの抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的な関係性を築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する医師によって提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とする医療」と言われています。
私は自治医科大学の卒業生として13年間にわたり、県内のへき地医療に従事しました。その経験から「専門科を問わず様々な疾患に適切に対応すること」と、「患者さんの病気と、患者さんの背景にある様々な要因とに折り合いをつけ、その患者さんにとって適切な医療を提供すること」が非常に重要であると感じており、この2つを自身の診療における信念としています。
「身近にあって、幅広く対応できる総合的な医療」であるプライマリ・ケアを中心に、内科および消化器内科としての専門性を兼ね備えた医療機関として、地域の方々に必要とされる存在に成長することが出来ればと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
医療法人実誠会 おおどの診療所
院長 吉兼 隆大